10月18日~19日と栃木県宇都宮市と東京都日野市に文教常任委員会で視察に行ってきました。
最初に栃木県幼児教育センターで、幼児教育センター事業と幼・保・小連携の取り組みと成果についてお聞きしました。連携組織の設置は、県内市町の中で9割に達し、連絡体制の整備も特に教育委員会に連絡用の使送ボックスを置くことで、顔を合わせて情報交換ができる仕組みがとられていました。また、教職員の相互理解に向けては、相互職場体験研修を2日間行うことなどが取り組まれていました。今後の課題としては、連携を強化していても、その先生が移動することによって連携が途絶えたりすることがあるので、継続してできる取り組み、例えば連携担当の先生を置くなどしていきたいとのことでした。
次に訪れたのは、その取り組みを実践されている宇都宮市立明保小学校。ここでは10以上の幼・保から入学してくるので、入学前の情報交換については特に連携しているとのことでした。また、スタートカリキュラムをH23年度から導入し、入学当初約1ヵ月間、人間関係作りのためのゲームなどをカリキュラムに位置づけたり、15分を小単位とした授業の組み立てを行うとのことでした。特に、就学前教育を受けていない子どもたちが入学してくると、集団性が身についていないためか通学困難になりやすいので、特にその点については5歳児のカリキュラムと低学年の教育課程の改善につながるような取り組みを進められていました。
本来は、集団性などは地域においても養うことができるが、その環境が薄れつつある中では、学校や幼稚園・保育園が積極的にかかわる必要があるとのことでした。
最後に校長先生から、今までの学校教育の中では、子育てというものを積極的に教えてきたことがなかった。そして、地域で子育てを見守る環境も変化してきたので、そのことも踏まえてこれからはしっかりと連携して取り組んでいきたいとのことでした。