2010年 10月

文教常任委員会 管外調査②

2日目にお伺いしたのは、東京都日野市立平山小学校で、こちらではICTを活用した授業について視察しました。驚かされたのは、児童・生徒の個に応じた学習を実現するためのICT活用授業で、インタラクティブスタディと呼ばれ、データに基づいた個別指導が行われていました。計算問題などは教師がプリントを作成して児童・生徒たちが解答し、それを採点するという今迄の形式ではなく、そこにICTを活用して子どもたちがパソコンを通じて解答している様子を別画面で教師が進捗を把握し、つまづき状況がすぐにわかり、子どもたちの学びの進み具合リアルタイムでわかるようにし、教えることが教師としては本来やらなければならないことであるというものでした。
日野市ではICTを活用した教育を積極的に進められており、電子黒板やプロジェクター、無線LANなども整備されていました。教師としての本分がなんなのか、それを追求するために効果的に授業を行うためのICT活用でした。
平山小では20代の先生が半数を占め、割と理解が早かったことや、校長先生が元々市のICT活用教育推進室長であったこともありかなり先進的に、効果的な成果を上げておられました。またICTを授業に活用することで、先生の児童・生徒に対する教え方にも大きな変化があったとのことです。

  • 日付 : 2010/10/22
  • 記事 : 文教常任委員会 管外調査②

文教常任委員会 管外調査①

10月18日~19日と栃木県宇都宮市と東京都日野市に文教常任委員会で視察に行ってきました。
最初に栃木県幼児教育センターで、幼児教育センター事業と幼・保・小連携の取り組みと成果についてお聞きしました。連携組織の設置は、県内市町の中で9割に達し、連絡体制の整備も特に教育委員会に連絡用の使送ボックスを置くことで、顔を合わせて情報交換ができる仕組みがとられていました。また、教職員の相互理解に向けては、相互職場体験研修を2日間行うことなどが取り組まれていました。今後の課題としては、連携を強化していても、その先生が移動することによって連携が途絶えたりすることがあるので、継続してできる取り組み、例えば連携担当の先生を置くなどしていきたいとのことでした。

次に訪れたのは、その取り組みを実践されている宇都宮市立明保小学校。ここでは10以上の幼・保から入学してくるので、入学前の情報交換については特に連携しているとのことでした。また、スタートカリキュラムをH23年度から導入し、入学当初約1ヵ月間、人間関係作りのためのゲームなどをカリキュラムに位置づけたり、15分を小単位とした授業の組み立てを行うとのことでした。特に、就学前教育を受けていない子どもたちが入学してくると、集団性が身についていないためか通学困難になりやすいので、特にその点については5歳児のカリキュラムと低学年の教育課程の改善につながるような取り組みを進められていました。
本来は、集団性などは地域においても養うことができるが、その環境が薄れつつある中では、学校や幼稚園・保育園が積極的にかかわる必要があるとのことでした。

最後に校長先生から、今までの学校教育の中では、子育てというものを積極的に教えてきたことがなかった。そして、地域で子育てを見守る環境も変化してきたので、そのことも踏まえてこれからはしっかりと連携して取り組んでいきたいとのことでした。

  • 日付 : 2010/10/22
  • 記事 : 文教常任委員会 管外調査①