2010年 9月

京都府議会欧州調査④

フィレンツェ最終日もガッツリ視察。朝から行ったアグリツーリズムを積極的に取り組んでいる実践農家の「テヌータ・サン・ヴィート」では、宿泊とレストラン、そして有機農園のすべてにおいてクオリティーが高い。自家製のワインとオリーブオイルは非常に素晴らしい出来。日本とは農地や農業の制度が違うとは言え、これだけのクオリティーがあればお客は来る。そこでお昼に頂いたペンネは最高でした。
午後から行った文化財修復工房「フェデーリ・レスタウリ」と革職人の学校「スクオラ・デ・クオイオ」は、それぞれ行政と関係性が深いと思いきや、なんのなんの。どちらも行政から金銭的な支援は受けていないと。特に革職人の学校は、世界各国から年間10人の生徒を集め、訓練し、フィレンツェの技術を学ぶという。本来はイタリアの若者が関わってくれることを期待しているが、現状ではなかなか難しいとのこと。

  • 日付 : 2010/09/28
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京都府議会欧州調査③

9月8日はストックホルムからフィレンツェに移動し、本格的な視察は9日から。まずはフィレンツェの感想を述べるとすると、素晴らしいのみ。その歴史的建造物を見るだけでも価値はあります。その部分で言えば、まさか文化財(絵画や彫刻などの)の修復をビジネスにしようとするのはここぐらいか。そこは歴史都市とあぐらをかかない逞しさ。朝からはフィレンツェ市役所を訪問し、副市長や市議会議長、そして市内で活動されている民間団体の皆さん方から概要説明を頂く。
午後から訪問したフィレンツェ郊外のサンミニエート市は、人口が2万8000人ほどの小さな町。スローシティ運動をされていて、コンパクトな町で自然環境などと共生し、しかも産業振興との両立をはかられている。地産地消の推進や景観保全などで学ばなければならないことは多い。ここでは、わざわざ市長・副市長が説明していただいた。

  • 日付 : 2010/09/27
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京都府議会欧州調査②

9月7日は、環境政策と高齢者福祉についての視察。ストックホルムは80万人強の人口で毎年3000人増加しているとのこと。でも、環境政策では温室効果ガスの排出抑制に取り組んでいて、現在では都市の成長と排出ガスの減少の両立が果たされているとのことです。その後、環境先進エコ住宅都市として建設が進められているハンマルビー地区に訪問しました。高齢者福祉は、スウェーデンのケア技術、ノウハウ等を提供するための株式会社SQC(Swedish Quality Care)にてスウェーデンの高齢者福祉制度の概要とその背景などについてお聞きし、高齢者福祉施設のピルトラーデッドで医療・福祉サービスの内容、入居手続き、費用等についてお話をお聞きしました。
北欧諸国においては、概ね年金や各種手当てなどの現金給付は国が、住民への直接サービスといった現物給付は市町村が提供するというように役割分担が明確化されています。

  • 日付 : 2010/09/27
  • 記事 : 京都府議会欧州調査②

京都府議会欧州調査①

9月5日から12日まで、京都府議会欧州調査団の一員として海外調査に行ってきました。訪問先は、スウェーデンとイタリアです。
まず、9月6日には、ストックホルムで政府直営企業サムハル(samhall)社会事業団の障害者雇用の取り組みと、「北欧のシリコンバレー」シスタ・サイエンスシティで産官学連携による都市形成の取り組みを視察。この視察ではかなりショックを受ける。産学官連携の都市形成で、今後の成長分野はurban developmentと。つまりは、移民を含めて多民族の統合や民主主義、そして都市インフラのパッケージでの輸出と言うことです。こんな考え方、今の日本にはありません。
 障害者雇用でも考えさせられる。スウェーデンでは、いわゆるクォーター制は導入していない。ヨーロッパでは導入していたフランスやポーランドでも止めたとのこと。つまりは、障害者雇用とは公の活動ではなく、あくまでも仕事をするためと捉えているからとのこと。
volvoやSAAB、Ericssonなどあり、IKEAなどもあって製造業中心であったスウェーデンも、製造業の海外移転で産業構造が変化し、それを受け入れてきている歴史もあります。それは、今回障害者雇用の関係でお邪魔したという事業団の障害者の働き先、製造業拠点での雇用からサービス業への拠点へという変化でも明らかでした。

  • 日付 : 2010/09/22
  • 記事 : 京都府議会欧州調査①

仕分け人デビュー

8月29日、門真市で行われた事業仕分けに仕分け人として行ってきました。私としては、京都府議会のわが会派で行って以来の仕分け人。それより何より、そもそも他の自治体で仕分けをすること自体初めてですので、ドキドキのデビュー戦でした。
内容も、「無料法律相談」や「ふれあい巡回バス事業」、「シャトルバス事業」と言ったものから、「青少年活動センター運営事業」など盛りだくさんでした。
今回の事業仕分けの大きなポイントは、門真市の公募で選ばれた市民22人が、仕分け人と行政側とのやり取りを聞いた上で仕分けするという市民判定人方式を採用したことです。だからといって私たちが判定しないわけではなく、市民の判定に影響が出ないように市民が判定を判定用紙に書き込み、回収されてから判定するという手法でした。
淡々と進む事業あり、私も熱くなって議論した事業ありで、今後の議会活動にも参考になるものでした。9月以降も全国各自治体で事業仕分けが実施されますので、日程の都合がつけば是非次も参加したいところです。

  • 日付 : 2010/09/01
  • 記事 : 仕分け人デビュー