循環型社会・防災対策特別委員会 管外調査 8/28〜29
5月の臨時議会で特別委員会が再編成され、それまで6つだったものが4つになりました。それとともに、名称もいくつか変更された委員会もあります。この循環型社会・防災対策特別委員会もそのうちの一つで、それまでは環境・防災対策特別委員会でした。
私自身は、2年連続の委員会ともなります。
さて、その委員会で管外調査に行ってきました。行き先は、東京・調布市にある「消防庁消防大学校・消防研究センター」と、新潟県上越市にある「アグリフューチャー・じょうえつ(株)」でした。
28日に、消防防災研究の取り組みについて、全国唯一の消防防災に関する総合的な研究機関である消防研究センターにお伺いしました。このセンターは、3部門に分かれており、そのうち技術研究部では、社会的緊急性の高い研究を行う5つの研究室が設置されています。例えば、近年ではリサイクル資源を活用することが多くなっていますが、それらが火災等により発生するであろう物質の分析や評価を行い、その消火方法の確立に繋げたりというようなことが日々行われています。
また、火災災害調査部では、火災の原因究明などの研究を行っておられ、訪問した当日も、今年1月に発生した宝塚市でのカラオケボックスでの火災において、火に油をかけたまま放置することにより、換気ダクトを通ってどのように延焼していったのかの検証実験などが行われていました。
2日目にお伺いしたの「アグリフューチャー・じょうえつ」は、地域で利用可能な古々米や間伐材(バイオマス)を主原料とするバイオマスプラスチック(アグリウッド)の開発を行っておられます。
バイオマスプラスチックは、枯渇することのない資源である作物や廃材等を原料とすることにより、石油資源の依存から脱却し、大気中の二酸化炭素の増大を防ぐことが出来ます。
このアグリフューチャー・じょうえつで使用される古々米は、備蓄用のお米で、処分対象となる年間20万トンとも言われています。これらをただ単に廃棄・消却することなく、資源として利用できないかと言うところから出発しています。
訪問した工場に入ると、何となくお米を炊いているようなニオイが立ちこめていました。そもそもお米は、他の穀物類と比較してでん粉の粒の大きさが小さいため割に加工しやすく、その製品化のときの二酸化炭素排出量も、通常のプラスチックと比較して、最大で6割も削減できると言われています。
現在では、このアグリウッドは、学校給食用のトレーや生ゴミ袋などに製品化され、上越市などで採用されています。
COP3「京都議定書」が採択された京都府においても、こういった取り組みを更に進める中で、温暖化対策を進めていかなければなりません。