2006年 11月

京都府議会総務常任委員会管外調査 11/30

総務委員会の管外調査最終日は、九州・沖縄サミットにおいて首脳会合の場所となった名護市にある万国津梁館に。
ここは現在、(財)沖縄観光コンベンションビューローが指定管理者として施設の運営を担っておられます。
この万国津梁館は、もともとは沖縄県が全国的なリゾートブームの時に部瀬名岬の開発を計画し、その中で文化交流施設として整備することを決めたことからスタートします。
そして、2000年の九州・沖縄サミット首脳会合の主会場としたプランを策定して、サミット誘致を行い、認められたことから本格的に工事着工が行われました。
この九州・沖縄サミットは、我が国では初めてのリゾート型サミットとなり、しかも警備上の不安が言われていた中での開催でした。
結果としては、この万国津梁館が位置する部瀬名岬の風景が非常に綺麗で、しかも岬であるが故に、警備も比較的対応がしやすかったようで、そのことが沖縄県にとって大きな地震になったと言うことです。
ただ、指定管理者制度を取っているとは言え、年間維持費が約2億円になる中で、そのうち9000万円が県の補助で、それ以外を独自でまかなっていかなければなりません。現在の稼働率38%をどれだけ向上できるかにかかっており、県民財産としてどれだけ還元できるのかがこれからの課題となります。

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  • 日付 : 2006/11/30
  • 記事 : 京都府議会総務常任委員会管外調査 11/30

京都府議会総務常任委員会管外調査 11/29

管外視察の2日目は、午前に熊本県の日赤熊本県支部の日赤熊本騎馬奉仕団の取り組みについて、午後から沖縄に飛んで、2000年に開催された九州・沖縄サミットの首脳会合が行われたことを受けて、その開催による影響や効果について視察してきました。
午前の熊本騎馬奉仕団は、もともと阿蘇山麓で乗馬クラブを経営されている方が、その乗馬クラブのメンバーとともに、新潟中越地震で孤立した集落への対応をTVで見ているときに、そもそも馬の特性を踏まえると災害ボランティアとして何か参画できるんではないか、と言うのが出発点でした。
馬は、自らの馬体重の1/3の荷物を引くことができ、その1/4を乗せて8時間移動することができることと、そもそもが獣道でも移動することができるなど、捜索活動に適した動物であるため、災害における初期活動において効果を発揮すると考えられます。災害は、最初の72時間が勝負とも言われ、どれだけ現場の情報を的確に収集できるかにかかっています。そのためにも騎馬という手段は非常に効果的であると思います。また、救援活動が長期化する中では、馬がそれぞれの被災地に赴くことで、子どもたちの心のケアにもその効果が期待されています。
午後の沖縄では、沖縄県議会でサミット開催のよる影響と効果について、またその後の観光への影響についてなどをお聞きしてきました。
そもそもは、地元から沸き上がってきたサミット誘致ですので、非常に細やかに地域での取り組みが行われたようで、そのことが結果的にサミットにおいては、犯罪の減少や交通量の削減、そして県民の6割が警備や交通規制に協力すべきだと回答するなど、友好的な雰囲気で開催されることになりました。
サミット開催によって、7000名にも及ぶマスコミ関係者と、22000人の警備関係者を迎えることになり、その間の観光客が減少するという結果を生みましたが、その後の沖縄県への観光入込客が年々増加し、昨年では550万人もの観光客を迎えるに至っています。
京都においても、サミット誘致について取り組みが進められていますが、まだまだ京都府民にその意識が浸透しているかと言えば、そうはなっていない状況ですし、観光客の減少についてもその意識を共有できているかと言えば、まだそうではないです。これから沖縄の取り組みを参考にして更なる共有化を進めていかなければなりません。

  • 日付 : 2006/11/29
  • 記事 : 京都府議会総務常任委員会管外調査 11/29

京都府議会総務常任委員会管外調査 11/28

私が所属する総務常任委員会の管外調査で11/28〜30まで佐賀・熊本と沖縄へ行ってきました。
まずはその1日目。朝から京都・宇治市にある京大防災研究所に行く予定でしたが、私は少し所用があり午後からの参加になりました。
午後は、佐賀県の県庁内にある佐賀県危機管理センターに。
このセンターは、風水害や地震などの災害が発生した際に、災害情報の迅速かつ的確な収集・伝達を行い、防災対策の拠点となるよう、常設の危機管理センターとして設置されたものです。
県庁内の4階の370㎡という広さを確保し、マルチ大画面などの映像機器が備えられており、その大画面には県警や国交省のヘリからの映像や、国交省が河川・道路に設置する60台の映像。被害情報や地図情報などが表示可能となっており、局地的なものから、全県に渡るものまで対応できるようになっています。
そもそも何が画期的と言えば、ワンフロアに災害対策本部だけでなく、災害ボランティアやマスコミも同じフロアにいて、同じ情報をリアルタイムに共有できるというところにあります。
災害対策と言った危機管理に係る事象は、どれだけ迅速に同じ情報を共有でき、的確な判断がそれぞれで出来るか、対応が出来るかにかかっています。
京都府においては、私が6月の代表質問でこの常設の危機管理センターの設置について質問しましたが、先の近畿合同防災訓練で使用した府庁の福利厚生センターでの状況を検討して整備していくとの知事の答弁でしたので、次の12月府議会定例会では、今回の視察の状況も踏まえて、しっかりとした回答をもらえるように頑張っていきたいと思います。

  • 日付 : 2006/11/28
  • 記事 : 京都府議会総務常任委員会管外調査 11/28

徳島文理大にて講演

大学院時代の同期が(といっても、年齢は先輩になりますが)教鞭を執る徳島文理大学というところにお邪魔し、講義の一コマをもう一名の同期と半々の時間配分でゲストスピーカーとしてお話ししてきました。

そうですねぇ、大体70名ぐらいでしょうか。他の大学で話をした経験がないので比較できませんが、授業中に携帯が鳴ってというようなこともなく、また途中で退席するようなこともなく、皆さん真面目にお話を聞いていただきました。

話した内容は、「政治と政策科学」

と言っても、学術的すぎる議論を、少し政治の実態も踏まえた議論へと導いてくれるとありがたいと、呼んでいただいた先生からのお話もあり、「政策」と「政治」をつなぐマニフェストについての話になりました。

マニフェストは、今までの政治の流れを転換させるツールとして非常に有効で、全国各地でローカルマニフェスト運動が広がりを見せています。

そのローカルマニフェストと学生たちが学んでいる政策科学とをうまく結びつけて話が出来ればと思っていたんですが。

普段と違う難しさを感じましたね。

あと、徳島は、過去に足を運んだことがありますが、しっかりと滞在したのは初めて。人口約28万人の市ですが、やはりと言うべきか、最近の地方都市の現状そのままでした。

中心市街地と言われる繁華街は、夜の9時にはほとんどシャッターが下りている状況。いろんな方や団体が必死で活性化させようと頑張っておられるのはよくわかりますが、今一度その方向性を検証してみる必要があるのかなと感じた次第です。

滅多に経験できないアカデミックな環境での話は、久しぶりに刺激に満ちていました。お世話になった学生や先生、ありがとうございました。

  • 日付 : 2006/11/14
  • 記事 : 徳島文理大にて講演