2005年 5月

産業雇用活性化特別委員会 管外視察  5/31〜6/2

産業雇用活性化特別委員会の管外視察に北海道へ。

北海道は、長引く不況や拓銀の破綻などでまだまだ道経済が低迷しています。その中にあって、いち早く道内企業と北海道の各大学などが連携して、それに行政も積極的に関わることで、立ち直りのきっかけを掴んでいらっしゃいます。京都も、近年産学公の連携を謳い取り組んでいますが、その成果となるとまだまだこれからです。

最初に視察したのは、札幌市内にある北海道大学のキャンパス内にある北海道産学官協働センターで、産学官連携事業について話を聞かせていただいた。この北大キャンパスが大きく、札幌市内にあって180haの敷地を有し、そのうち研究施設等が集中する北キャンパスだけでも30haとのこと。規模の違いにびっくりした次第です。

その後、官民共同による無料職業紹介をされている札幌市の就業サポートセンターへ。北海道の有効求人倍率は全国平均を下回る状況が続いており、その対策として、ハローワークと民間の職業紹介事業者が共同して、職業紹介に活動されています。来所者は1日平均135人で、比較的狭いスペースには大勢の方が来られていました。ただ、民間と共同で職業紹介をしていますが、今のところハローワークが全体の職業紹介の8割強となっているそうです。

ここから移動して、函館の「公立はこだて未来大学」に、産学官の共同研究センターやIT起業家育成について視察。2000年4月に開校した新しい大学ですが、北海道には大学が少ないということで、待ち望まれてできた大学だそうです。そのためか、道内出身者が7割近くも占めています。また、この大学のコンセプトが、人材育成に関して産学連携を進めるということもあり、積極的に企業からの基礎研究プログラムを取り入れていました。また、その名前の通りに近未来的な建物も、普通の教室に慣れている私にとっては驚きでした。

最後に、北海道立工業技術センターで産学連携を視察。ここでは、地域に埋もれた技術を使って、さらに発展させることで商品化に成功された事例がありました。船釣り用の鉛を使わないおもりやガゴメという大型の昆布を使って、ライフサイエンスに特化した商品開発が成功していました。

京都でも、そろそろ産学公の事業化へ向けた取り組みなどを進めていかなければなりません。

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  • 日付 : 2005/05/31
  • 記事 : 産業雇用活性化特別委員会 管外視察  5/31〜6/2

厚生労働常任委員会 管外視察  5/17〜19

厚生労働常任委員会の管外視察で、最初に「兵庫県こころのケアセンター」に。阪神・淡路大震災を契機として取り組まれてきたトラウマ(心的外傷)やPTSD(心的外傷後ストレス障害)など「こころのケア」に関する各種の研究や研修、相談・診療などを総合的に取り組まれていました。また、視察に寄せていただいた際には、JR福知山線の脱線事故で被害に遭われた方々の相談・診療などで大変ご多忙中にもかかわらず、快く視察を引き受けていただきました。

次に、北海道議会で北海道における子育て支援策について視察しました。北海道は全国でも珍しく、少子化対策に向けての条例を制定されるなど、積極的に少子化や子育て支援に取り組んでおられます。また富良野市では、作家倉本聰さんの「北の国から」などで市民から自発的に演劇を中心にまちづくりされておられる様子を視察しました。

最後に訪れたのは、岩見沢市にある身障者や高齢者福祉拠点である「クピド・フェア」に。ここの理念は、補助金や寄付金、公的保険にのみ頼らない自立した福祉を模索され、特に身体しょうがい者が持てる力を発揮して仕事に取り組めるために様々な事業を行っておられました。何より驚いたのは、ここの法人の年間会計が37億円から38億円もの金額に上ることです。今、しょうがい者の自立支援が言われています。なかなかマネの出来ることではありませんが、一つの方策を見たような感じでした。

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  • 日付 : 2005/05/17
  • 記事 : 厚生労働常任委員会 管外視察  5/17〜19