京都の強みを生かした持続可能な農業を視察
農商工労働常任委員会管内調査
5月の委員会改選で、農商工労働常任委員会に所属することになり、その管内調査で15日には、京都市伏見区にある京都府酒造組合連合会で、京の酒米「祝」とそれを使った日本酒の状況を伺い、その後は京都北部へと向かう行程でした。
その伏見の酒造組合での京の酒米「祝」を使った日本酒の取扱いと、酒米の生産状況ですが、同じ酒米でも、「山田錦」と違い、いわゆるいい酒を作るスイートスポットが狭いのが「祝」で、作り手の腕が試されてるとのこと。あくまでも需要を予測し、それに合わせて米を作りますので、1年遅れでの日本酒出荷となります。今年、来年と大々的に売り出すとのことです。
6日には、京都北部の京丹後市で、里山を切り拓き、520haもの国営農場を視察。国営農場ですが、耕作する方は、農地を借りて行うので、どうしても地域の高齢化と相まって、未耕作地が増えてきています。そこで、丹後実践型農場として、京丹後だけではなく、他の地域からも農業に従事したい、そんな方々1期生10名(京丹後市6名、その他4名)、2期生9名(京丹後市1名、その他8名)の19名が国営農場で一人2haを耕作する実践型農場を行っています。
山を切り開いているので、少し歩きましたが、そこには市場で人気の小玉スイカが実ってます。こうした取り組みを通じて、京都の農業を維持しなければなりません。
(2014年7月15日・16日)