民主党らしさを求めて

菅直人新総理が誕生した。
今までとかなり違うのは、菅総理や仙谷官房長官は2世議員ではないと言うことです。ここに期待を寄せるところは大きいです。これで5年間に5人の総理という負の連鎖が断ち切られることを願うばかりです。

昨年の政権交代から8ヶ月が経ちました。私は政権を取っても良いことばかりがあるわけではない、やせ我慢しなければならないこともある、しかしそれは今までから民主党として活動してきた私自身にある「民主党らしさ」の発露からそう思うところがありました。
民主党は、もともとあれもこれもやると言ってきた政党ではありません。むしろ、国民の皆さんには厳しく聞こえるようなことも言ってきました。そのことに対する評価が根底にあって、政権交代に繋がったと思っています。そう思うと、政権を獲って以降の我々はやはりその部分を置き去りにしてきたのではないかと思っています。
私たちは、政治の透明化、オープン化を掲げ、それによって税金の無駄遣いを廃し、既得権益を一掃し、国民に説明責任を果たせる税の使い方をすることが出発点です。決して獲得した権力を貪るわけではありません。そのことを今一度、国会議員や地方議員が認識し、その理念を共有し、歩みを進めていかないことには国民の真の信頼は勝ち得ないと思っています。
そのためには戦い続けなければなりません。そこには、政権交代という偉業を果たしていただいた国民の皆さんへの信頼感とともにあることは言うまでもありません。
それが見える化されない限り、一時的な支持の回復でしかないと思っています。大きな課題ですが、菅新総理の下、我々はそのことに地道に取り組んでいかなければなりません。
地方でも頑張って参りますので、これからもよろしくお願いします。

  • 日付 : 2010/06/10
  • 記事 : 民主党らしさを求めて

鳩山総理の辞任から思う

鳩山総理が6月2日に辞任された。
昨年8月の総選挙で政権交代を果たし、9月に新内閣が誕生して以来8ヶ月半ほどの間に混乱をもたらしたと同時に、新たな政治の流れを確かに作り出していたことは多くの関係の方に聞いても確信の持てるところです。
政治とカネや普天間の問題、そして社民党の連立離脱が決定打となって辞任されることとなったわけですが、私としては総選挙において鳩山代表を党の看板に掲げ、次期総理をめざして戦いました。そして、国民の皆さんに選択いただいて政権交代、鳩山新政権が発足した訳ですから、民意によって選ばれた首相の座は、やはりもっと重たいものであると思います。つまり、今回は辞任という選択をされましたが、総理の座に留まってしっかりと新しい政治の流れの道筋を作り出して欲しかったと思います。
そのことからすると、党の幹事長職はあくまでも政治家間のインナーサークルによる選択ですから、どちらが比重が高いかと言えば自明の理です。

それと、今回は7月に控えた参議院選挙を戦えないから顔を変えろと言って党内でも猛烈な運動になったようですが、これも私たちはそれまでの政権の姿勢を批判してきた訳ですから、またぞろなんだという感じです。
そもそも、参議院選挙は非常に厳しいものであるのは、政権政党となったからにはわかっていたはずです。それを鳩山さんに責任転嫁して少しでも楽しようという党内の雰囲気は非常に奇異に感じます。こういったことを続けて、前の政権は国民の信頼を失ったのではなかったか。その学習効果が全くないと言えます。

民主党は結党の精神と理念に戻り、そして総選挙において訴えた「行政や税金の無駄を廃し、予算を全面組み替えする」や「地域のことは地域で決める、地域主権を進める」の原点を忘れることなく、政策を着実に実のあるものにすることが大切だと、今一度所属する議員の立場から訴えたいと思います。

  • 日付 : 2010/06/02
  • 記事 : 鳩山総理の辞任から思う